【美容師が解説】ミルク？オイル？洗い流さないトリートメントの種類と正しい選び方、使い方

そもそも洗い流さないトリートメントの必要性とは？

トリートメントとは、乾かしやすくするための道具です。

お客様に聞くことも多いのですが、

洗い流さないトリートメントって使いますか？

あんまり使わないです。。。あ、大事な日の前の日とか使います。。。

とか

使ってるけど、イマイチ効果を感じれてないです。。。

そうですよね、

一般的にはあんまり使ってないか、とりあえず使ってるぐらいな感じなので

しっかり合うやつを見つけると乾かす時間が楽しくなります！

トリートメントの必要性はストレス軽減剤

トリートメント＝ケアと言う認識は正解です。

それに加えて、トリートメントのメリットはすごくあるんです！

トリートメントのメリット

・髪が早く乾く

・パサパサしにくい

・引っかかりを抑えやすい

乾かす時のストレスポイントをしっかりカバーできてるので、オススメです！

とはいえ、髪に合うトリートメントを選ぶのがオススメですので、使ってみた使用感で選ぶのもありです。

美容室で最後でのトリートメントの使用感になると全部良く感じてしまうので、1,2ヶ月経っても使用感が良いものを選んでもらえるといいです

ミルク、オイル、その他の違い

洗い流さないトリートメントは本当に多様となってまして、

それぞれの髪質によって合う合わないがありますので

それぞれ説明していきたいと思います。

トリートメントの種類

ざっくり分けますと、

トリートメントの種類

・ミスト

・ミルク

・オイル

・ジェル

代表的なのは、ここ辺りかなと思います

ミスト

メリット：軽め、寝癖なおしに使える、浸透しやすい

デメリット：油分が無いので乾燥しやすい、ロングの髪には向かない

ミルク

メリット：浸透しやすい、ミストの良さとオイルの良さの融合体

デメリット：髪に対してしっとりし過ぎるとベタつきが気になる

オイル

メリット：艶感が出やすい、スタイリング剤としても使用可能

デメリット：つけ過ぎると酸化しやすい

ジェル

メリット：補修能力に長けてるものが多いのでダメージヘアに合いやすい

デメリット：あまりない

洗い流さないトリートメント一覧表

上記の内容を少し表にまとめました。

それぞれのタイプのオススメアイテムでもあります！

	ミスト	ミルク	オイル	ジェル
メリット	軽め、浸透しやすい	浸透しやすい、質感の幅広いミスト、オイルの良いとこ取りができる	艶感でやすいスタイリング剤としての機能も高い	補修能力高め
デメリット	1日の持ちは悪い	ものによってはベタつく	酸化しやすい	特になし
使い方	寝癖なおし他のアイテムとの併用	乾かす前に使用乾かした後は少量がオススメ	乾かす前に使用濡れ髪スタイリングに相性◎	乾かす前に使用スタイリング剤は別途必要
オススメ度	★★☆☆☆	★★★★★	★★★☆☆	★★★★★
アイテム例

初心者はミルクが1番オススメ

個人的にはミルクタイプがオススメです！

なぜなら、オールマイティにどのシーンでも使いやすいので、初心者の方も使いやすいからです。

そして髪質問わず浸透しやすく効果を実感しやすいためです！

まずは、軽めのものから使用していきましょう。

髪質別早見表

トリートメントの種類によっては、軽め〜しっとりのような質感があるので、それも踏まえて載せますね！

正しいトリートメントの使い方

1.お風呂あがりは、しっかりタオルドライ

2.洗い流さないトリートメントつける

3.乾かす

4.トリートメントでスタイリング or アイロンでのスタイリング

アイロン前のオイルだけは止めて欲しい！

オイルをつけてアイロンするのはだけは禁止です。

たまに美容師さんでやってる方もいらっしゃいますが、あまりオススメではないです。

髪が焼けちゃうので、傷む原因になりますので。

更に効果を出すには2種類使い

これはかなり効果的なのですが、より乾燥しやすい方にとってオススメです。

例えば、ミスト＋ミルクやミルク＋オイルなどです。

ただ使用方法だけ注意なのですが

普段２プッシュで使用する場合は、２種類で合わせて２プッシュという感覚が良いです。

ミストの場合は５〜７プッシュ髪に振って、ミルク１.５プッシュといった具合がちょうど良いです。

【総評】ミルクが使いやすい

扱いやすさ	★★★★★
使用範囲	ショート〜ロング
使用シーン	乾かす前、乾かした後
軽めミルク（初心者用）エルジューダエマルジョン
しっとりミルクエルジューダグレイスオンエマルジョン　　　　　or エルジューダエマルジョン＋